【株主優待】食品メーカー目線でオリックスのカタログギフトを勝手にランキング(Bコース編)

株主優待

2021年6月30日、オリックス(8591)からカタログギフトが到着しました。オリックスと言えば高配当でありながら優待も人気で、個人投資家から大変人気の企業です。Bコース(100株以上3年未満保有)の方向けに、今年のカタログ内容から独断と偏見で勝手にランキングを作成してみました。

第3位 防災バッグ

はい。食べ物ではなく防災バッグです。

いや、数日前に熱海の土石流の災害がありまして、それが毎日ニュースで流れているんです。。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

災害はいつどこで起きてもおかしくないのに、分かってはいても人間「喉元過ぎれば熱さを忘れる」もので、平和ボケしてしまうんです。地震や水害や台風などは予測できない。でも遭遇する可能性はある。“いつ来るか”が分からないだけ。予測できないのならせめて備えよう!でも何を準備したらいいの?ってときにこのバッグがひとつあればひとまずは安心。

まあ欲を言えばカセットコンロとか缶詰とか水とか、もっといろいろと必要です。自分で追加して備えましょう。

第2位 ハニー珈琲のエスプレッソ(希釈用)

ハニー珈琲のエスプレッソ2種セット(無糖・微糖)です。1本で55杯分(7倍希釈)になるというボリュームです。

これを選んだ理由は“コーヒー豆が高騰しているから”です。2021年は最大産地のブラジルが不作という事もあり、他産地を含め世界中のコーヒー豆の価格が上昇しています。国内でもUCCが9月からの値上げを表明しました。他社も追随することでしょう。今のうちにコーヒーは買っておきましょう。

参考コーヒー豆価格高騰の理由】

・世界的にコーヒーの消費量が年々増加している(生活水準が上がり嗜好品であるコーヒーを飲む人が増えた)

出典:全日本コーヒー協会

・降雨不足による最大産地のブラジルの不作(ブラジルが高いから他産地に切り替える⇒他産地も値上がりする、この繰り返し)

・海上運賃の高騰(コロナ禍で世界中の海上輸送が混乱し海上運賃が高騰している)

・円安の進行(輸入には不利に働く)

もう一度言います。今のうちに買っておきましょう。

第1位 <マルホン>胡麻油セット

竹本油脂さんの胡麻油セットです。三種類の胡麻油が300グラム×5本入っています。

これを選んだ理由は“油が高騰しているから”です。

国内の主要油脂メーカーは2021年に入ってから2月4月8月と合計三回の業務用油脂の値上げを打ち出しています。家庭用も例外ではなく、間違いなく数か月後には今買えている価格では買えなくなります。今のうちに買っておきましょう。

2021年は本当に異常なほどモノの値上がりが顕著で、ほぼすべての穀物価格が高騰しています。穀物が上がるという事は油脂だけでなく、麺類、パン、肉、糖類、その他とにかく穀物を原料とした食品がガンガン値上がりします。

【参考:油脂価格高騰の理由】

・世界的な金融緩和で余ったお金が穀物相場に流れている

・コロナ禍からの回復で中国などの買い付けが活発化している(中国人はよく豚肉を食べますが豚のエサは穀物がメインです)

・とうもろこし、大豆、さとうきびなどメジャーな穀物が前年より生産量を落としている

・海上運賃の高騰

以上が主な理由です。

食品メーカーさんは値上げなしに採算を確保することが難しい状況ですが、企業努力・消費者の理解を得るなど策を講じて何とか乗り越えて欲しいものです。

本日は食品メーカー担当者の目線でオリックスのカタログギフトをご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました☆彡

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