2022年3月30日、ジャパンインベストメントアドバイザーから株主優待のクオカードが届きました。

株価&優待情報
【株価】1,235円(2022年4月1日時点)
【配当利回り】2.59%
【優待内容】100株でQUOカード500円分+日本証券新聞デジタル版購読3か月無料
【100株保有時の配当+優待利回り(QUOカードのみ考慮)】1年目3%、2年目3.4%、3年目5.0%、4年目~6.6%
QUOカードの額面が1年目500円⇒2年目1000円⇒3年目3000円⇒4年目以降5000円と年々上がっていきます。
日本証券新聞デジタル版の購読無料はおまけ程度でしょうか。
JIAって何の会社?
ジャパンインベストメントアドバイザーは主に
・オペレーティングリース事業(航空機・船舶など)
・パーツアウトコンバージョン(退役航空機リサイクル・部品販売など)
・エネルギー事業(太陽光発電所運営)
などの金融投資会社です。
ほかにもM&Aアドバイザリー事業、上場支援事業、保険代理店事業、子会社のJIA証券による証券事業、日本證券新聞社による日本証券新聞の発行など・・・幅広い事業内容となっています。
一言で「こんな会社です」っていう表現がしにくいですね。こういった複合事業を営む会社は“コングロマリット・ディスカウント”といって株価が割安になってしまう傾向があるのですが、下の表を見ると分かる通り


オペレーティング・リース事業が収益の80%近くを占めており、さらにそのほとんどを航空機リースが占めています。
航空機リース会社と言っても過言ではありません。
当然コロナ禍での需要減少が懸念され株価は低迷傾向にあります。
しかしながら、オペレーティング・リース事業への依存率は19年12月期92.8%⇒20年12月期93.5%⇒21年12月期80%と下がっており、減収の影響を他事業で補っている事が分かります。特にエネルギー事業の増収が目立ちます。
半端ない営業利益率の高さ

上の表は過去の営業利益率の推移です。今期も30%程度を予想しています。

航空機リースは儲かるのニャ~

そうかもしれないけど・・・莫大な資本が必要だから
リスキーだし参入障壁が高いのよね
財務状況
2021年12月期の自己資本比率は40.8%となっています。
配当&今後について

2021年12月期は減収減益ながらも配当は維持、配当性向は33%程度と余力のある状態となっています。2022年12月期も同額の32円を予想しています。配当方針は内部留保および業績と安定配当とのバランスを図るとしています。
今後は、コロナ終息後、数年かけて航空機需要の回復局面で大きなチャンスがあると考えます。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が発生した当初、「この二カ国に航空機リースしてたらピンチでは?」との懸念から株価が下がりかけましたが、すぐさま「ロシア・ウクライナへの航空機リースなどの取引はありません」とのIRを発表し投資家の不安を取り除きました。この会社、株価対策にも余念がありません。

投資は自己責任でお願いしニャす
個人的には長期保有で優待がアップするJIAに注目していきたいと思います。お読みいただきありがとうございました☆彡
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