持ち株でポジティブ決算となったもの(ひろぎん、ウェルネオシュガー)

銘柄分析

3月期決算発表が本格化しています。日本株は年初の安値から年後半にかけて上昇していくと見ていましたが、今のところその傾向が続いています。

ひゃはりん
ひゃはりん

保有銘柄は良いものもあれば悪いものもあります

本日は決算内容がポジティブな内容だったものをご紹介します。

ひろぎんホールディングス(7337)

2023年3月期決算(前期比)

経常収益(売上高)1602億円(+9.7%)

経常利益188億円(△30.6%)

当期純利益125億円(△45.4%)

1株当たり当期純利益40.25円(前期比33.5円のマイナス)

・本業は堅調

・逆ザヤ債権の売却や評価損の計上で減益

以上のように決算内容は増収減益でした。しかしながら今期の見通しおよび配当方針の変更がポジティブサプライズでした。

・配当性向を40%とする

・自社株買いも実施予定

・2024年3月期の年間配当は36円を予想(9円の増配)

売却せずに保有していて良かったです

ウェルネオシュガー(2117)

2023年3月期決算(前期比)

売上高583億円(+26.7%)

営業利益16億円(△25.8%)

当期純利益10.6億円(△38.6%)

1株当たり当期純利益43.26円(前期比34.37円のマイナス)

・売上高の大幅増加は伊藤忠製糖の売上高合算の影響

・値上げをしている以上に原料と燃料費が高騰して減益

以上のようにこちらも増収減益決算となっていますが、以下のように新たな配当方針が示されました。

・連結配当性向60%

・親会社所有者帰属持分配当率3%

上記いずれかの大きい額を基準に配当を実施する

という内容です。これを受けて今期の予想配当は年間92円(22円の増配)となっています。

年初から株価は下げていましたので

これをきっかけに上昇すると嬉しいです

仮に本業が不調な場合でも「親会社所有者帰属持分配当率3%」を保証してくれるというのは大きいですね。今後業績が落ち込んだ年があった場合でも年間配当は60円程度を当てにできるのではないでしょうか。

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