「コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(2579)」の株価が急騰しています。2月16日に、株価は前日比+321円の3,875円まで上昇しました。

背景には何があるのか、読み解いていきたいと思います。

WakuWaku・・・
きっかけは2025年12月期決算発表
2月13日に発表された「2025年12月期の連結決算」は、最終損益が507億円の赤字。
前期は73億円の黒字だったので、一見ダメな数字なのですが…。

あらぁ、赤字だったのね
ただし、原因ははっきりとしていて、
自動販売機事業で881億円の減損損失を計上(25年1〜6月期)
したことが響きました。
ここで重要なのは中身のほうです。
- 売上収益:8,938億円(微増)
- 事業利益:245億円(前期比2倍)
値上げ効果により本業の利益率は大きく改善。
さらに減損計上の影響で減価償却費が減少し、利益を押し上げました。

赤字は一時的で本業は回復傾向なのね
2026年12月期は黒字転換見通し
そして同時に発表された今期の見通しです。
- 最終利益:225億円の黒字
- 年間配当:72円(前期比+12円)
- 売上収益:9027億円(+1%)
- 事業利益:350億円(+43%)
さらに、特別利益として「戸塚セールスセンター」の売却益約46億円を別途計上予定。
数字上はかなり力強い回復シナリオが示されました。

株価急騰の背景
巨額減損の完了
自販機事業の減損を一気に計上
→悪材料出尽くしか
本業の改善
値上げが浸透
→事業利益は倍増
来期の黒字+増配
来期は黒字転換
→増配
2030年の数値目標がかなり強気
もっとも大きいのがここだと思います。
中長期目標「Vision2030」で掲げているのがこちら
- 事業利益:800億円以上
- 配当:140~150円
- ROIC:10%以上
- 自己株式取得:累計1,500億円
これらのメッセージが「本気で株主還元フェーズに入ります宣言」と受け取られ、株価上昇につながっていると考えられます。

まとめ
- コカ・コーラが構造改革をある程度達成してきた
- 今後の還元方針が魅力的
- まずは今期の目標を達成できるか注視
コカ・コーラボトラーズジャパンHD(2579)
株価:3,950円(2026年2月17日時点)
配当利回り:1.82%
優待利回り:0.46%(長期保有で倍増)
総合利回り:2.28%(長期保有で2.73%)
仮に将来的に配当150円に到達すると、配当利回りは3.5%超となり、優待とあわせた利回りはなかなか魅力的になります。
優待内容はCoke ONのドリンクチケット5枚×2枚(年間10枚)がいただけます。しかも3年以上保有で倍増する内容となっています。
本日もお読みいただきありがとうございました


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