最近めっきり寒くなりましたね。あと2ヶ月ほどであっという間に年末。本日は12月末の権利確定の優待銘柄をひとつ紹介したいと思います。
そう、あの“優待界の通信革命児”こと「楽天グループ(4755)」です。
優待内容は「楽天モバイル」1年分!!
楽天グループの株主優待内容は、12月末時点で100株以上保有の株主を対象に
楽天モバイルの音声通話付き+データ30GB/月のプランが1年間無料で使える
という、なかなか太っ腹なものです。
普通に申し込むと、月々3,278円(税込)のこのプラン。
つまり、1年使えば3,278円 × 12ヶ月 = 39,336円分がタダ!
なお、詳しい優待内容はこちらから確認できます。
楽天グループ公式:株主優待ページ
先日、届きました!!
こんな感じでSIMカードが届きます。



電子SIMも選択可能です
でもちょっと注意点
月30GBまで!無限ではないから気をつけて!
この優待プラン、“使い放題”ではありません!
月間30GBまでの高速データ通信が可能で、それを超えると速度制限がかかります。
動画を見すぎて「突然速度がポンコツになったぁぁぁ!!」なんてことにならぬよう、計画的に。
1年経つと、電話番号もリセット!?
さらに重要なポイントをもうひとつ。
この優待、1年間限定の回線契約です。
1年経つと基本的には「優待回線の解約」となりますが、100株を継続保有していて同株主優待権利を得ている場合、「同一番号での優待継続」が選べます。
きっと今回(25年12月期)の優待権利でも同一番号が継続して使用できると思われます。なので、株を手放さずにいれば、株主優待制度が継続する限りは同一電話番号を使えますね。
※もしも、優待制度が廃止された場合、同一電話番号での乗り換えなど、何らかの措置があるかと思われます。
使ってみた感想
我が家も8月から無事に使い始めてます。
正直に言うと、「タダだから何でもいいかな」くらいのテンションだったんですが、全っ然不便しません。
30GBなんてまず使い切らないし、通信スピードも通話品質も問題なし。
確かに建物の中とか一部では「電波悪いな~」と思う瞬間はあるけど、無料だと思えば割り切れます。

娘のケータイに使ってます

Thank you~~
「電波届いてない?…まあタダだしな!」という心の平和。(謎)
優待廃止リスクは>>>
以下の観点からすぐに株主優待制度を廃止するリスクは低いと考えます。
契約者数の“見かけ”を支える重要施策
携帯事業単体では本質的な黒字化を達成できていない楽天グループ。たとえば、優待利用者が何十万人単位でいれば、「純増数」「アクティブユーザー数」の数字を維持できます。株主優待ユーザーは“実質タダ”でも契約者としてカウントされるため、会社側としては統計的にも意味がある存在になります。

“使ってみたら意外と悪くない”を体験させるプロモーション
我が家がまさに体感している、「安いし、意外と普通に使える」という感想は、楽天モバイルが一番伝えたいメッセージだと思われます。
通信品質のイメージを地道に改善していくには、実際に触ってもらうのがいちばん。
優待をきっかけに使い始めた人が「意外と悪くない」と思えば、知り合いや家族にオススメする可能性も高まります。

株価・株主満足の両立にも効果あり
通信事業の赤字や投資負担が重くても、優待で株主に“見えるリターン”を還元することで、「持っていて楽しい株」というイメージを維持できます。
実際、投資10万円程度でスマホ1年無料という内容はインパクト大です。

まとめ
楽天グループ(4755)
株価:971.8円(2025年10月17日時点)
配当利回り:0%(無配)
優待利回り:40.5%
3年目を迎えるこの優待制度、いきなり廃止はないと思いますが、制度の改悪などはあり得ますので日々のニュースをウォッチしていきます。また何かありましたらブログでお伝えしていきます。
本日もお読みいただきありがとうございました
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