【製糖株】フジ日本がさらに“甘く”なった?分割+優待拡充+増配の内容

銘柄分析

製糖銘柄をすべて保有しているひゃはりんです!本日は「フジ日本(2114)」から、株主にとってなかなかうれしいニュースが飛び込んできましたのでご紹介したいと思います。
株式分割に伴う実質増配、そして株主優待制度の拡充です。

ワクワク…

株式分割

まずは株式分割から。
2026年1月1日を効力発生日として、1株→2株の株式分割が実施されます。
現在の株価はおよそ1,165円。理論上はその半額水準で購入できるようになるため、個人投資家にとっては、かなり買いやすくなります。分割の王道メリットですね。

株主優待制度の拡充

そして今回、驚いたのが株主優待制度の拡充です。
これまで優待対象だったのは100株・300株・500株・1,000株といった区分でしたが、分割後はさらに細かく区分される形に。
つまり、分割によって優待の間口を広げてくれました。これは評価したいポイントですね。

【現在の株主優待制度(権利月:9月)】

株数優待内容
100株1,000円相当の自社製品
300株3,000円相当の自社製品
500株5,000円相当の自社製品
1,000株以上10,000円相当の自社製品

【今後の株主優待制度(権利月:9月)】

株数優待内容
100株(分割前の50株)500円のクオカード(新設)
200株(分割前の100株)1,000円相当の自社製品(変わらず)
400株(分割前の200株)2,000円相当の自社製品(新設)
600株(分割前の300株)3,000円相当の自社製品(変わらず)
1,000株以上(分割前の500株)5,000円相当の自社製品(変わらず)
2,000株以上(分割前の1,000株)10,000円相当の自社製品(変わらず)
2025年9月期の優待内容(100株保有)

増配

さらに見逃せないのが、実質増配。分割前換算で、年間配当が+2円となります。
これにより配当利回りは3.09%となります。
爆上げというほどではありませんが、「分割もして、優待も拡充して、しかも増配まで」という流れは素直に好印象です。

小さくガッツポーズ♪

まとめ

最後に業界を俯瞰した話を。実は製糖企業、上場している銘柄はすべて株主優待制度を実施しています。(DM三井製糖、ウェルネオシュガー、日本甜菜製糖、塩水港精糖、そして今回のフジ日本。)
各社とも「うちの砂糖もなかなかでしょ?」と言わんばかりで、優待競争が勃発している状態。
株主としては、甘いもの好きでなくてもニヤニヤしてしまう展開です。詳しくはぜひ過去記事をご覧くださいね。

フジ日本(2114)

株価:1,165円(2025年12月19日時点)

配当利回り:3.09%

優待利回り:0.86%

総合利回り:3.95%

お読みいただきありがとうございました

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