ニチレイが優待新設!…でも同時に売り出し?株主困惑。

銘柄分析

冷凍食品の王者「ニチレイ(2871)」がついに株主優待制度の導入を発表しました!
「おおっ、ついにニチレイも優待導入か!1
と、一瞬テンションが上がった投資家も多かったはずですが……。

とんでもね~内容でした

  1. 正確にはニチレイの優待制度は2009年以来の再開となります。 ↩︎

ニチレイの株主優待内容をチェック

まずは冷静に優待内容を確認します。

  • 対象:3月末時点で500株以上保有
  • 保有期間3年未満:2,500円相当の自社商品詰め合わせ
  • 保有期間3年以上:3,500円相当にグレードアップ

内容自体は悪くないんです。
冷凍食品の詰め合わせ、普通にうれしい。ニチレイの商品、好きな人多いですからね。

……が。

今の株価は1,800円台。
500株って、約90万円

ハードルたけぇ~~~

せめて200株とか300株から優待がもらえないと、新規の個人投資家はなかなか食いつかないのでは……。
「優待導入しました!」と言いつつ、実際にもらえるのは“一部の株主だけ”となりそうです。

そもそも株式売り出しって何?

今回もう一つのポイントが同時に発表された株式売り出し

なんと1,600万株超という、なかなかのボリュームです。

株式売り出しとは、ざっくり言うと
「市場に出回る株数が一気に増える」ということ。

結果どうなるかというと、

  • 1株あたりの価値が薄まる(=希薄化)
  • 需給悪化で株価が下がりやすい

というのが一般的です。

そして今回、
「希薄化で株価が下がりそう → それを和らげるために株主優待を導入」
という意図が、ミエミエなんです。

しかも、その優待をもらうには90万円コース。
うーん、これは株価の下支えになるのか…?

いや、マイナス要因の方が強いでしょ!!

まとめ

ニチレイは、商品もブランドも一流。
冷凍チャーハンも唐揚げも今川焼きもお世話になっております。
だからこそ今回の流れ・・・

  • 株式売り出しドーン
  • その直後に優待新設ドン(でも高額投資が必要)

というのは、「株主還元します!」というより「株価対策しました!」に見えてしまうのが残念。

もう少し純粋に、
「株主に還元したいんです!」
という誠意が伝わる設計にしてほしかったところです。

せっかくの優待新設がちょっと悪手な印象を与えてしまったニチレイ。
とはいえ、商品は本当に魅力的なので、ここからの巻き返しに期待したいですね。

ニチレイ(2871)

株価:1,822円(2026年1月8日時点)

配当利回り:2.58%

優待利回り:0.27%

総合利回り:2.85%

優待品、アセロラドリンクセットかもよ

がんばれニチレイ

お読みいただきありがとうございました><

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