2025年10月27日、あの老舗オフィス家具メーカー「くろがね工作所(7997)」から、なんとも気になるニュースが飛び込んできました。
なんと、株主優待制度、導入ッッッ!!
優待内容はとってもシンプル
毎年11月末時点の株主を対象に
100株で1,000円分のクオカード、300株以上で3,000円分のクオカードを贈呈!
という、まさに「THE・王道」な優待です。

でも、クオカード優待って導入しやすい反面、廃止もしやすいのも事実。
過去にも多くの企業が「導入 → 株価上昇 → 廃止 → 株価下落」という流れを繰り返してきました。
しかも今回は“継続保有条件ナシ”。
つまり、「短期で株主を増やして株価を持ち上げたい」
そんな意図がスケスケ。
実際、くろがね工作所は上場維持基準を満たすため、時価総額の引き上げが急務な状況なんです。
このタイミングでの優待導入も納得です。
さらに注意点もあり
この会社には「継続企業の前提に関する注記(いわゆる継続疑義注記)」がついています。
これは、
「この会社、今後もちゃんと事業を続けられるのかちょっと心配なんだよね」
という会計士の心の声(公式なもの)です。
業績もずっと赤字続きですし、正直「だいじょうぶかこれ…?」というのがひゃはりんの素直な感想です。


財務は大丈夫そうなんですけどね
ただし光明もあり
くろがね工作所には一筋の光もあります。
それが「副首都構想関連株」としてのワンチャン要素。
日本維新の会が政権与党となったことで政府の動き次第では、大阪本社の企業が大型移転するなどオフィス需要や設備更新の波に乗る可能性も否定できません。


まさかのワンチャン銘柄かも!?
まとめ
- 優待導入で短期的な注目度アップ!
- でも肝心の本業がダメダメ…
- 政治次第でオフィス需要や設備更新の波に乗る可能性も!?
本日は夢とリスクの同居銘柄、くろがね工作所(7997)をご紹介しました。

お読みいただきありがとうございました


コメント