【優待で釣って大丈夫?】デュアルタップこの時期に立会外分売実施へ

銘柄分析

こんにちわ!魅力的な株主優待が大好きなひゃはりんです。今日は6月権利確定銘柄、投資用マンションの開発販売・管理を手掛ける「 デュアルタップ(3469)」について書きたいと思います!

何かと話題が豊富な銘柄です><

クオカード4000円優待で株価が爆上げ

突如、2024年4月に発表された株主優待制度の導入。

毎年6月末時点100株保有で4,000円相当のクオカードを進呈!

しかも1年以上継続保有で5,000円にアップ

発表時点の株価(400円台)では配当と合わせた総合利回りは12%超えでした。

これには株クラもざわつき、株価は即ジャンプアップ。桐谷さんも購入した事を発信されていました。

Xより引用

私も悩みに悩んで100株買いました

うれしい初優待

9月頃には初実施のクオカード4,000円分(2,000円×2枚)が届きました。

先日届いた優待品

すこ~しばかりの不安も

2024年6月期は赤字

2024年6月期は上場以来初の赤字決算でした。事業内容からして単年度の赤字はあり得るかと思いますが、今期(2025年6月期)も第三四半期時点ではほとんど利益が出ていない状況

残り3ヶ月で挽回との事ですが大丈夫ですよね!?

社長が突然、新株取得!

2025年5月、社長の臼井貴弘氏が

ストックオプションで20万株超を行使して新株取得。(参考資料1

ふんふん。と思っていたらその数日後、

立会外分売の実施を発表!

2025年6月2日から立会外分売を実施する事を発表!

立会外分売やります!6月2日から!参考資料2

これは社長が保有する38.2万株のうち、17万株を市場に放出するものです。
*立会外分売とは、市場が開いていない時間に大口の株をまとめて複数の投資家に割安で売り出す制度です。ざっくり言うと、

「ちょっと株をばらまいて、流動性を上げたいな〜」
という企業側の都合と、
「ちょっとお得に買えそう!」
という投資家の欲が合致したお得っぽく見えるイベントです。

ただし、「株主数を水増ししたいときにも使われがち」なので、優待狙いの人は警戒ポイントでもあります。

このタイミングで!?

6月といえば…そう、配当や優待の権利確定月なんですよね。

「いや、なんでこの時期に株主数を増やしにくるの?」
 何かよからぬ前兆とかじゃないよね…?」

と、優待族の中に若干不穏な空気が立ちこめています。

優待廃止なんてしたら神経疑うレベル

この優待制度、ちゃんと会社の決算説明資料にもデカデカと載ってるんです(参考資料3)。

しかも各種雑誌やメディアにも掲載されたこともPR済み
ここまでやっておいて、わずか一年で「やっぱやーめた☆」なんて言い出したら、それこそ株主からの信頼は地の底。

信じてますよ、マジで…

まとめ:

今後の投資判断は!?

個人的な結論:短期で飛びつくのはリスク高め。優待だけでなく業績も見た上で、長期保有の覚悟がある人のみ!

◎優待制度はかなり魅力的(継続特典で長期保有向けの設計)

〇本業では安定して利益を稼いできた実績アリ

△社長の新株取得と株主数を増やす動き(分売)が不気味

△今期業績はまだ利益が出ておらず先行きが少々不安

銘柄情報

デュアルタップ(3469)

株価:1,200円(2025年5月26日時点)

配当:12.5円

配当利回り:1.04%

優待利回り:3.33%

総合利回り:4.38%

デュアルタップさん、どうか長く愛される制度にしてください!

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