ハンバーガーの価格推移を調べてみました

その他(雑記)

2023年1月6日、日本マクドナルドHDが商品の価格改定(値上げ)を発表しました。1月16日より商品の8割にあたる品目が値上げとなる模様です。値上げは2022年以降で3回目となります。ハンバーガーは20円値上げして170円になりますが、実はそれでもバブル期より安い価格なんですね。

ひゃはりん
ひゃはりん

値上げペースが早すぎてよく分かりません・・・

ハンバーガーの価格推移

マクドナルドのハンバーガーの価格推移を調べてみました。

1971年創業期:80円

1985~1994年:210円(最高値)

1995年:130円

2000年頃:65円

2002年:59円(最安値)

2005年:100円

2013年:120円

2015年:100円

2022年:110~150円

2023年:170円(現在)

1995年に価格破壊が起こってから長らくハンバーガーの価格はおにぎり一個と大差ない価格(100円前後)で推移してきました。

ひゃは美(7)
ひゃは美(7)

なんでおにぎりが関係あるの?

肉食とSDGsのお話

おにぎりとハンバーガーの価格が同じ(あるいは安い)くらいだとおにぎりの代わりにハンバーガーを食べる人が一定数増加します。このように今まで穀物を食べていた人たちがお肉を食べるようになるという事は環境負荷が上がる事につながります。

お肉を生産するには大量の穀物を必要とします。代表的な家畜である鶏、豚、牛などを育てるのに欠かせないのがとうもろこしを主とする飼料穀物です。お肉1kgを生産するのに鶏は4kg、豚は6kg、牛は11kgの飼料穀物を必要とすると言われています。

お肉1kgを生産するのに要する飼料穀物の量(とうもろこし換算)

これを面積に置き換えるとそれだけの畜産物を維持するには広大な農地が必要となりますし、家畜の排出するCO2の影響もあります。

ひゃはママ
ひゃはママ

今まで穀物を食べていた人間が肉食にシフトすると・・

ハンバーガーがおにぎり並みに安いからとハンバーガーの消費量が増える、、、それも地球環境には考え物なのかもしれません。しかしながらハンバーガーの価格が少々上がったくらいではすぐに売上に影響が出るとは思えません。それほど今のマクドナルドの勢いは凄まじいものがあります。一体ハンバーガーがいくらになったら売上が落ち込むのか、分岐点が知りたくなりますね。本日はマクドナルドの値上げニュースを受けて感じた事を書いてみました。お読みいただきありがとうございました。

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