チョコ優待株が大幅下落…4200円→3100円台の理由

銘柄分析

今回紹介するのは、植物油脂とチョコレート原料の大手「不二製油(2607)」です。

最近この銘柄、なかなか派手に下げています

株価が急落…どうしたチョコ株

つい2026年1~2月ごろまで株価は4,000円台。ところが現在は3,100円台まで下落しています。

直近6ヶ月の株価推移

いくら日本株が全体的に不調とはいえ、落ち込みが際立っています。
しかも3月の権利取りシーズンが近づいているタイミングでこの下げ。
優待株としては少し不思議な動きです。

業績はむしろ安定している

では業績が悪いのかというと、これがそうでもないのです。

2月10日に業績修正が発表されましたが

  • 売上見通しはやや下方修正
  • 利益は計画どおり

という内容でした。

つまり業績に問題はない。むしろ前期までと比較すると好調な状態。

カカオ相場の乱高下でも強い理由

ここ最近、チョコ業界を揺るがしているのがカカオ価格の歴史的高騰(からの下落)。

カカオ取引の指標となるロンドンカカオチャート(Investing.comより)

チョコメーカーにはかなり厳しい状況ですが、
実は不二製油はちょっと立場が違います。

なぜならこの会社は

  • ココアバター(チョコの脂肪分)
  • その代替となる植物油脂

この両方のトップメーカーだからです。

つまり

  • チョコ需要が伸びる → チョコ素材が売れる
  • カカオが高騰 → 代替油脂が売れる

という、どちらに転んでも需要があるビジネスモデルです。

チョコ業界の中では、かなり守備力が高い会社といえます。

長年の懸念だったアメリカ問題も収束

さらにもう一つ。

長いこと業績の足かせになっていたアメリカのカカオ加工会社「Blommer社」。こちらの業績が回復しつつあるようです。

このあたりが改善してくれば利益体質はむしろ強くなる可能性があります。

それでも株価が下がる理由(たぶん)

正直なところ、明確な理由は分かりませんが

考えられるとすれば、

  • これまでに上がりすぎていた
  • 原料の多くを輸入に頼る構造
  • 国際情勢の不透明感

このあたりでしょうか。

ただ個人的には

この業績のわりには売られすぎ

というイメージを持っています。

忘れてはいけない優待

優待投資家としてはここが大事です。大変魅力的な優待があります。

内容は半年以上100株以上保有自社製品チョコレート詰め合わせがもらえます。

基準日:毎年3月末

保有株数保有期間内容
100株以上6ヶ月以上1,000円相当の自社関連製品
200株以上6ヶ月以上3,000円相当の自社関連製品
1,000株以上6ヶ月以上4,500円相当の自社関連製品
不二製油の株主優待内容

しかもめちゃくちゃおいしいよ!!

市販品ではなく、業務用メーカーの本気チョコなのでクオリティがちょっと違います。
最も利回りがよいのは200株となっており、ひゃはりん家は200株×2名義を保有しています。

2025年3月期の優待内容(画像は3,000円相当)

ただし一点注意。

今から買っても優待がもらえるのは来年からです。(継続保有条件ありのため)

まとめ

  • 株価:急落中
  • 業績:決して悪くない
  • 事業:カカオ高騰にも強い
  • 優待:チョコ大量でおいしい

不二製油(2607)

株価:3,157円(2026年3月13日時点)

配当利回り:1.65%

優待利回り:0.48%

200株保有時の総合利回り:2.12%

株価がビターなうちに、少しだけ仕込んでおくのも面白いかもしれません

※投資は自己責任で!

お読みいただきありがとうございました

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