2026年8月31日、QBBチーズでおなじみの「六甲バター(2266)」からインパクトのあるIRが発表されました。
その内容は、
- 配当方針の変更
- 今期配当の大幅増額
- 株主優待制度の拡充
の3本立て。
本日はこちらについて見ていきたいと思います。

六甲バターってバターの会社?
配当方針を大幅に見直し
今回、六甲バターは配当方針に新たな数値目標を設定しました。
「1株20円を下限」かつ「配当性向40%以上」
という方針の追加です。
しかも、さっそく今期の配当予想も修正。
これまでの
20円 → 30.5円
へ。なんと10.5円の増配です。
今期は50%超の増配ということになります。

いいぞいいぞ!
株主優待も100株から対象に!
六甲バターといえば、以前から株主優待を実施していることで知られていました。
ただし……
1,000株以上!
これがハードルでした。
現在の株価からすると、ざっくり100万円以上の投資が必要。
「……」

QBBチーズは好きだけど、優待のために100万円はちょっと…
という方も多かったのではないでしょうか。
今回、
100株以上1,000株未満を対象に、クオカード1,000円分
※1年以上保有が条件
が新設されました。
一方、これまでの1,000株以上株主については、
クオカード1,000円分+自社製品3,000円相当となります。
つまり、1,000株ホルダーは従来の自社製品3,000円相当を維持しつつ、クオカード1,000円分が追加される形になります。
ただし……業績はちょっと心配
しかしながら、今回のIRからちょうど半月前の8月13日に通期業績の下方修正を発表しています。
2026年12月期は減益予想となっています。理由は、
- 中東情勢悪化による資材価格の高騰
- 想定より円安となったこと
- 7月の熊本地震による子会社・千成堂の工場停止
などです。

つまり、
「株主には還元する。でも、本業はまだまだ頑張らないといけない」
という状況です。

がんばってほしいぜ
長期株主にとっては複雑なところも
六甲バターの株価は長期ではかなり低迷しています。10年ほど前に3,000円近くあった株価が現在は1,000円台。


チーズと違って熟成しない銘柄だな、おい!!
これが株価上昇のきっかけになる?
これまでの六甲バターは、お世辞にも「株主還元を重視しています!」という会社ではありませんでした。
それが今回、配当性向40%以上という明確な方針を打ち出し、さらに、20円→30.5円へ増配。
そして100株からクオカード優待まで導入。
これは、会社の株主還元に対する姿勢が変わってきたと見ることもできます。個人的には、株価を見直すきっかけになる可能性は十分あると思います。

ただ、業績回復が最大のポイントなのは言うまでもありません
まとめ
- 六甲バターが株主還元を強化!
- 配当方針変更&今期の増配を発表した
- 100株から優待がもらえるようになった(ただし1年以上保有が必要)
六甲バター(2266)
株価:1,075円(2026年8月31日時点)
配当利回り:2.83%
優待利回り:0.93%(100株1年以上保有時)
総合利回り:3.77%
最後に、ひゃはりんからちょっとした小ネタ。
実はひゃはりん、仕事で六甲バターさんと取引先として接する機会がよくあります。
そして先方のあいさつで、毎回ちょっと笑ってしまうのが、

六甲バターという社名ですが、バターを売ったことは一度もありません
というお決まりの一言。

意外ですよね!

な~んだ、なんかちょっとガッカリ…
本日は「六甲バター(2266)」についてご紹介しました。
お読みいただきありがとうございました

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