今回は、保有銘柄の中でも売却すべきかどうか、非常に悩ましい銘柄を取り上げます。

ここを逃すとまた1年塩漬けか・・・!?
その名も くろがね工作所(7997)
11月末に株主優待の権利を迎える銘柄で、100株保有していればQUOカードと配当金がもらえます。
ところが、この銘柄には悩ましい問題があるのです。
権利落ちがえげつない件
です。
優待と配当をもらって喜んだ翌日、株価の下落で喜びが吹き飛ぶ。そんな展開が頭をよぎります。
くろがね工作所の株主優待と配当金が魅力的!
くろがね工作所は、オフィス家具や教育施設・医療福祉施設向けの家具などを手がける企業です。
そして、株主にとって気になるのが11月末の株主優待と配当金です。
100株保有でもらえるもの
| 株主優待 | QUOカード1,000円分 |
| 期末配当 | 4,000円 |
| 合計 | 5,000円相当 |
現在の株価が1,170円程度ですので、利回りは約4.3%になります。
優待内容
優待制度は長期保有で拡充されました。
【2026年11月期の優待制度】
- 100株保有:1,000円分のクオカード(6ヶ月以上保有で1,500円にUP)
- 300株保有:3,000円分のクオカード(6ヶ月以上保有で4,000円にUP)
【2027年11月期の優待制度】
- 100株保有:1,000円分のクオカード(1年以上保有で1,500円にUP)
- 300株保有:3,000円分のクオカード(1年以上保有で4,000円にUP)
恐怖の権利落ち!ここを逃すと長期塩漬けコース?
くろがね工作所の最大の悩みどころは、権利落ちです。
毎年11月の権利落ち後は大きく株価を下げます。そして一年かけてまた上昇するといったイメージです。おそらくこれを回避する目的で優待が拡充されたものと思われますが、今年の権利落ちも大きくなるだろうと見ています。


いや~、悩む!
本業の業績が苦しい。有価証券売却益に頼る姿が気になる
気になるのが、くろがね工作所の業績です。
2026年10月15日に発表された第3四半期決算では、2026年11月期の累計売上高は前年同期を下回り、営業損失も拡大しました。
会社は通期業績予想も修正しており、予想営業損失は1億8,000万円、経常損失は1億3,000万円となっています。
つまり、本業で十分な利益を稼げているとは言い難い状況です。
そして、もう一つ気になるのが、投資有価証券の売却益です。
くろがね工作所は、保有する上場株式などを売却し、特別利益を計上しています。過去にも有価証券売却益を計上しており、2026年10月にも売却益の計上見込みを公表しています。
本業が苦しい一方で、資産を売却して利益を補っているように見えるのは、株主として気になるところです。
まとめ:QUOカードの誘惑に負けるな!
くろがね工作所は、株価が上昇している今だからこそ、売却するか、権利を取るか、悩ましい銘柄です。
11月末の権利を取れば、QUOカードと配当金が手に入る。
しかし、その後の権利落ちが大きければ、受け取った利益が帳消しになる可能性もあります。
さらに、本業の業績が厳しい状況では、配当の持続性や今後の収益改善についても注意しておきたいところです。

ギリギリまで悩みたいと思います!
お読みいただきありがとうございました

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